印税で1億円稼ぐ


この本の20-22ページに、
「楽をして稼ぎたい人は、(本を書く事に)最も向いていない。
その反対に、書くことそれ自体に幸せを感じる事ができ、
その結果、3倍働いて2倍稼げれば御の字という価値観の人には向いている。
こんな好きなことをさせてもらっているのだから、
効率の悪さは仕方がないと思える人はセンスがある」
という主張がある。
まがりになりにも著者になった私の処女作は重版4刷となったが、
正直、これでこんだけの収入しかないのかという金額しか稼げない。
その実感をしたから、
(本の)印税で1億は、株で10億あるいは100億の価値があるかもしれません。
そう思って手にした本でした。
そして、
「
3倍働いて2倍稼げれば御の字」
という部分にとても納得しました。
良い言葉です。
4倍働いて2倍でもいい。
本は自分の考えを世の中に発信でき、
お金ではない貴重な価値がある。
それで3倍汗を流して、普通の人の2倍稼げるならいいではないか。
株式投資のほうが効率よく稼げるが、
おそらく著者になる苦労の10~100倍の苦労をしないと、
市場に勝てないと私は思う。
そういう意味では、適切な努力なくして、
私の嫌いな「楽に稼ぐ」なんてありえないなあと改めて感じた昼下がりでした。