業界のトップを走る東芝の量子暗号技術
昨日、東芝の応援の意味を込めて
Win10Dynabookを買った朝香です。
昨日、がんばれ東芝というマインド記事を書きましたが
今日は産業的な観点のフォローを。
実は東芝は量子の分野で研究開発が続けられている
「量子暗号」の分野で業界トップクラスとなる
1Mbit/s の量子暗号鍵配信システムを実現する
高性能な光子検出器の開発に成功している。
東北仙台で行われている東芝と東北大学の
ゲノム解析データ送信などの実証実験が順調に進めば、
2020年ごろには実用化されて社会に出てくる見通しだ。
この技術は、
テロやサイバー犯罪のますます拡大する社会において、
外交、防衛、情報管理分野で活用される事は必至。
この実験を率いている東芝の首席研究員S氏は、
この量子暗号鍵配信技術の実用化を契機に、
遠い未来の産業といわれていた量子力学の実用化を加速させたい
との考えだ。
われわれ投資家は、
愚かな経営者の決算操作という愚行で
この輝かしい未来への希望と成長の芽をつぶしてはならない。
東芝もマイナスイメージの払しょくと手元資金を増加させる為に、
量子技術での売上が付き始めたら、
「東芝量子ハイテクノロジーズ」などという子会社を作って上場させたらどうだろうか。
現在は、上場子会社を整理する流れが主流だが、
対メディア、投資家のイメージ・ブランディング対策も兼ねていれば、
いいのではないか。
万が一、この分野の研究にも影響が出るようなら、
S氏を中心とする研究チームはスピンアウトするくらいの気概が欲しい。
この分野はこれからの日本の産業高度化に欠かせないし、
そうなればその時こそ、私の出番だろう。
成長に向けて真摯に諦めずに進めば、
必ず未来は拓ける。
だから、がんばれ東芝。