現在における私の投資理論の背景
O=ウィリアム・オニール
F=フィリップ・フィッシャー
B=ウォーレン・バフェット
L=ピーター・リンチ
H=本間宗久
K=片山先生
KO=是川銀蔵
OK=岡部寛之
W=スタン・ウエンスタイン
M=バートン・マルキール
D=統計データ
☆「生涯投資で素晴らしい結果を得て成功する」賢明なる投資家の資質をもち、
●株に手間と時間を注ぎ込む
G:楽して確実に大金を得る手だてなどない
G:魅力ある有価証券を選ぶために手間と時間を注ぎ込むことをいとわない
●投資のポイントは市場環境を見定めて、何をいつ買っていつ売るかだ
OK:投資術は、「相場観測術」、「銘柄選択術」、「売買術」の三つで構成され、それぞれに定石がある
●大儲けを続けるには、自分自身で考え抜いて投資法を確立していくしかない
G:投資の基本原則は時代が移ろうと変わらないが、その適用法は大きな変化に合わせて変えていかなければならない
B:ケインズが次のように表現しています「難しいのは新しいアイデアを生むことではなく、古い考えから逃れることだ」
M:真に有効な方法ならば、それを他人と分かち合おうとする動機はどこにもないに違いない
OK:投資の定石が知られないのは、定石を公開すればそれだけ損をする投資家が減り、自分が儲けにくくなるからだ
●「客観的で、簡易的で、安心できる」多数の投資・投機家のやり方と違う方法を作り上げる
B:簡単な案件を手掛けます。私たちはある程度の成功を収めることができましたが、
それは飛び越えられるであろう30センチのハードルを探すことに精を傾けたからであり、
2メートルのハードルをクリアできる能力があったということではないのです。
G/B:客観的かつ整合性のある基準で根本的に堅実であり、本質的に安全で将来性のあることをする
×大多数の投資家や投機家のやり方とは異なっている市場では一般的でないことをする
G:市場にはプロの頭脳集団がいるにも関わらず。堅実でありながらなおかつ人気が低いアプローチが存在し、
こうしたウソのような事実の上に、われわれ自身のこれまでの実績や評判が作られてきたのである
B:ビジネスで最も危険な言葉は「他の誰もがやっている(Everybody else is doing it)です」
G/B:投資家にとって最大の問題・敵は自分自身であり、
不安なしにいられる投資方針というべき意思決定のための適切かつ知的なフレームワークを作り上げ、
それに基づく規律での感情コントロールが必要である
●投資で儲けるには、いかに不確実性(リスク)を下げて、利益(リターン)をあげる確率を高めるかが鍵
G:必ずリスクとリターンの両方を考えなければならない
G:株には投機的な要因があることを認識し、この要素を最小限に抑え、先ずは自分の収益が減らない事を念頭に置くのが投資家の仕事である
G:投資の極意=MARGIN OF SAFETY(安全域)=絶対に損をしないというものでなく、損失よりも利益をあげる可能性の方が大きいもの
=統計データから数字や筋道の立った論証、また実際の経験に照らして証明可能なものでなくてはならない
O:75~80%の確率で当たるルールなら、利益を狙うために使用できる十分な信頼性を持っていると言える
OK:投資は確率であるとともに、資金効率も考慮する必要がある
G:「投機的」な利益は、投資家が非常に抜け目のない投資を行ったことに対する報酬だったのである。
OK:投資家になるための第一条件は、最悪の場合でも損をしないだけの知識をもってスタートすること。
K:設定すべき目標リターン(%)={102÷(100-見込みリスク)}×100-100で設定し、1勝1敗の成績になっても損しない事が重要
L:ポートフォリオの10銘柄中6銘柄が値上がりすれば満足すべき結果が得られる。それは損は限られる一方で、利益には天井がない。
K:最良を望み、最悪に備えるリスクコントロールシステムを築いたうえで、リスクを取りにいく
W:勝つための真の秘訣の一つは、いかに負けるかを学ぶことにある
●仕込みのタイミング、投資対象のセクターや属性は必ず分散する
O:絶対にしてはしてはいけないことは、全資金を1回の決断に託してしまうことだ
O:ひとつの産業グループに投資する限度は、一般的には25~30%にすべきであろう
L:何種類かのカテゴリーの株に分けることも、リスクを最小にする一つの方法である。
●分散銘柄の数にはこだわらない。自信があるものには資金を集中させ、それ以外には幅広く分散する
G:手元資金をひとつの籠に突っ込んではいけない。100銘柄以上に分散投資を行っていた。
O:幅広い分散化は知識不足に対するヘッジでしかない。卵を盛る籠の数を絞り、目を光らせておいた方がいい
L:何銘柄を保有するかに関しては、銘柄数を幾つにするかでなく、それぞれの会社がいかに良いのかを調査することが大事で、
ケースバイケースということになる
L:私のファンドは全部で1400銘柄を保有しているが、100銘柄で資金の半分を、200銘柄で資金の3分の2を占めている
●ここぞという投資局面では群集心理の逆を行き、変化を先取りする
O:市場を動かしているのは群集心理だ。人間の本性は1929年(世界大恐慌)や17世紀の(オランダのチューリップバブル)と
現在で変わった様子はほとんどない。あなたが市場に逆らわず、市場に沿って行動することを学ばない限り、
よくても並み程度の成果に甘んじることになるだろう
G:賢明な投資家でさえも群衆に同調しないためにはかなりの自制心が必要
G:群衆とは逆の売買をしている事に充足感を覚える
O:群集心理は、ここぞという相場の大転換において、常に間違っている
B:他人が貪欲になっている時には恐る恐る、周りが怖がっている時は貪欲に
L:いかに相場の予測が難しいか。投資家は自分のその時々の心境の逆を行くようにしなくては駄目なのかもしれない
M:市場で常に損をする人たちというのは、大小さまざまなチューリップバブルの魅力に抵抗できないタイプの人たちである。
B:市場は効率的でないことがままあると確信し、市場価格がバカげたものとなることはたびたびあるのです
OK:変化を先取りできる投資家がもっとも儲かるのである。変化こそが儲けのチャンス
☆全体市場を考慮し売買割合を判断し、
O:株式市場が全体として上と下のどちらを向いているのかを知る方法から始めるのはなぜか?
それは市場全体が天井を付けて下方へ転換すると、
保有株の4つに3つはその素性やそれまでの勢いに関係なく一緒に下落するからだ
O:2000年~2002年のようなベア相場では遅かれ早かれすべての主導株が引きずり下されることになるのだ。
(私:2007年のサブプライムから2008年のリーマンショック後もそうだった)
O:需要と供給の法則はアナリストのどんな意見よりも優れている
G:優良銘柄株であっても、周期的に訪れる株価の大きな変動を避けることはできず、
その変動から利益を探る可能性を注意深く探るべきである
G:1部の人は間違いなく、正しい相場分析を行った結果として、カネを手に入れているということだ。
しかし、無数の人々と同じことをして、無数の競争相手よりもうまく立ち回ろうという一般の人々が相場予測で儲けられるなど
という考えはバカげている。所定の売買シグナルが出たことで大衆投資家たちの利食い売りが殺到した場合、誰が買うというのだろうか?
G:市場の下落が過大評価された二流株に重くのしかかり、中には正反対の「過小」評価まで振れて大幅に過小評価された割安株を生み出す
G:株式相場が上がれば、投資家はその時々に持ち株の1部を売却してその資金で債券を購入し、下がればその逆のことをするのである
K:景気敏感株はマーケット全体よりも一歩早く変動する
G:過去を忘れたものは同じことを繰り返す
O:歴史は繰り返さないという保証はない
☆何を
B:判断というものは5分でたやすくできるものです
L:自分が理解できないものは保有せず、わかりやすいかが一番先に来る
OK:率直に言って、一流株のほとんどは大型株であり、値動きが鈍いから一流株投資で儲けることはできない。
投資家にとって、よい株、妙味のある株というのは、あくまでもより大きく儲けさせてくれる銘柄のことを指す
<グロース株>
G:よく吟味した成長株を買う
G:高給で雇われたファンドの専門家たちでさえ、規模が大きく分かりやすい産業の比較的短期の先行きに関して、完全に見誤っていた
G:将来の予測を誤ることもあり得るし、たとえそれが正しくても、現在の市場価格がその予測をすでに完全に織り込んだものかもしれない
G:人気株、それに類する株を買う人はすべて、投機またはギャンブルをしているのだ
OK:試しに10年ごとの企業ランキングを調べてみればいい。そのほとんどが入れ替わっているはずだ。
ということは、とりあえず業績のよい企業に長期投資をしておけば安全という保証はどこにもない
G:急速な成長というのはおよそ長続きしないもので、いつしかその成長は横ばいになり、多くの場合、下降線をたどることによる
G:「成長株ファンド」の大多数は、S&P指数とダウ平均のどちらよりも収益率が低かった
G:成長株への分散投資では大きな成果が期待できない
G:小企業が安定性に欠けているということは、逆に大きな成長の可能性が生じやすいということでもある
G:現在の株価にはあまり一般に反映されていない好材料を発見できることがあり、
その根拠の確実性が高ければ、それに基づいた投資判断は健全なものといえる
G:どの企業に研究の価値があり、設備や人的資源が整っているかを事前に言い当てることに成功し続けている、
例外的なアナリスト(フィリップ・フィッシャー)もいる
F:大きく儲けるコツは超有望銘柄を厳選して買う。
F:成長の簡単な判別法は前回の景気ピークから今までと、今から次の景気のピークまでの2つの期間でEPSがどれだけ伸びているか調べ、
次のピークまでの伸びのほうが上回っているか横ばい(ちなみに、前回よりも鈍っていれば売るべき)かどうかでわかる
F:競争優位の有力企業の株を手にしている者こそ慎重な投資家の名に値する
K:市場(手がけるビジネス市場の成長性)、シェア、参入障壁の3点に魅力があること
F:その企業は少なくともあと5~6年の間、全体の売り上げを伸ばすに十分な市場が見込める製品あるいはサービスを有しているか
M:少なくとも5年間はEPSが平均を上回る成長を期待できる銘柄のみを購入すること
F:同業他社の平均を大きく上回る売り上げと利益の伸びを何年も維持できる特別な企業を探し当てる事で最も大きな利益をあげることができる
M:有望銘柄発掘の鍵は、まだ市場が株価収益率の面で大幅なプレミアムを織り込んでいない成長株を探すところにある
M:近い将来、「砂上の楼閣」作りが始まる土台となるような、確固たる成長見通しのある銘柄。
その銘柄の成長物語が、他の投資家にアピールし、ぱっと広まるような夢が描けるストーリーだろうか。
F:その企業は投資に値するだけの利益率を確保しているか。そしてそれを維持し、改善するために何をしているか
L:企業が利益を増大させるには、コスト削減、値上げ、市場拡大、市場占有率拡大、赤字部門のてこ入れあるいは閉鎖や売却がある
F:単なる度重なる値上げによって利益率を上昇させていたら、長期投資にとって不吉な兆候である
F:格別に大きな利益をもたらしてくれる可能性があるのは、新興企業の成長株です。(ときには失敗も覚悟しなくてはなりません)
F:大型成長企業の株に資金の大半を投入すると良いのです
F:重要なのは、経営者が大きな成長を続けていこうとする決意を持ち、目標達成に向けて自らのプランを実行する力を備えているかどうか
F:設立間もない(3年以内)会社の株は買ってはならない
F:PERが高いからといって、将来の収益の伸びが株価に織り込まれていると決めてかかってはならない
M:市場平均よりもやや高い株価収益率の銘柄を買うことも、その銘柄の将来の期待成長率が市場平均を上回ってさえいれば、何の問題もない
O:企業について知っていれば知っているほど、そしてその企業が良いと考えていれば考えているほど、しっかりとした判断が下せる可能性が高くなり、並みの調整相場で手放してしまうことはなく保有し続けることができるようになる
F:企業への聞き込み調査は直接的にも競合や取引先などの間接的なものも重要。
L:「今年の有望な点は何ですか」、「今年の気がかりな点は何ですか」という2つの質問をすれば、何かを得る事ができるだろう
L:私が企業を訪ねて最も手に入れたいと思う情報は、訪ねた場所から受ける感じである
KO:情報は頭でなく足で集めろ。自分だけの情報を集め、2合目3合目で買い、じっと待つ
L:ゴールドラッシュのとき、ひと山当てようとした人たちのほとんどはお金を失ったが、彼らにツルハシ、シャベル、テント、ジーンズなどを売った人たちはよい儲けになった
L:少し意識的に自分の仕事や近所の商店街などで起こっていることをみるだけで、市場が気付くより前にすごい銘柄を見つけることができる
L:「面白みのない社名」、
「変わり映えのしない業容」、
「無成長あるいは低成長産業」、
「独占的なニッチ産業」、
「買い続けなければならない商品の会社」から大化け株が出てくる
L:何より避けたいのは
「超人気産業の中の超人気会社」、
「第2の何々企業」、
「多悪化企業」、
「1社への依存が25%以上の下請け」、
「名前の良い会社」である
D:規模(時価総額・売上・資本)の小さな企業の株価は上昇しやすく、1年ごとに銘柄を入れ替えると高パフォーマンスとなった
<バリュー株>
G:さまざまなタイプの割安株を買う
G:人が見向きもしないような過小評価された株式を買うと、大体は長期にわたって苦労するはめになる。
一体だれが現在の不振は一時的なものであると確信をもっていえるだろう?
G:二流株を割安価格で買って莫大な利益を得るパターン
①配当が比較的高い
②今後数年にわたり少なくとも収益が現状を割り込むことはないという見通しが立つ
③強気相場での妥当な水準まで株価上昇
④特徴のない相場での正常な水準までの株価上昇
⑤新しい条件や経営方針による価格是正がある
G:割安とはその証券の評価価値の三分の二以下であること
<景気敏感株>
G:われわれの投資哲学に従うのなら、不利な経済情勢にあり、近い将来に明るい兆しが見えず、
世の悲観論が株安となって表れているようなときには恐らく鉄鋼株のような景気循環型の企業の株を買うことになるであろう
L:不注意な投資家は安全と信じて買って損するのが市況関連株だ。市況関連株にとってはタイミングこそすべてである
L:利益がピークに達した時には、景気循環の最終期にさしかかっていると考えなければならない
KO:銅不況がこれほど長く続いたことはなかった。銅はつねに2、3年の周期で暴落・暴騰を繰り返してきた。
ところがもう3年以上も銅不況が続いている。現在がどん底だとすれば、これから銅の需要は必ず回復する。
まして、日本を含めて世界各国の銅鉱山の閉山・休山が相次いでいるいま、需要が回復したからといって、
すぐに操業を再開するわけにはいかない。しかも、万が一、世界のどこかで戦争が勃発すれば、銅の供給不足が起こり、
銅相場は一気に暴騰する
<需給先行株>
G:強気相場は普通、低価格の株式に対して最も有利に働く
G:進取の気性に富んだ投資家は、例外的投資銘柄の1部として「普通株オプションワラント」を含めてよいであろう。
最終的に損を出すよりも利益を上げる可能性の方がかなり高いとすれば、このような怪しげな形態の証券にすら、
安全域が存在しているといえる
L:競馬にしても、方針のはっきりとしたベテランにとってはかなり安全な、長期の収益性を持ったものと言えるかもしれない
O:値上がり上位50銘柄のチャートを収集し、ファンダメンタルズ的、テクニカル的(値と出来高)に共通する特徴を見つけ出した
O:序盤にロケット並みの勢いのある銘柄が、大きな勝者になる可能性が高い
W:買い推奨した時にファンダメンタルズはあまり感心させるものではなかったのに、多くの銘柄で株価は高く上昇していた
OK:企業分析に従い儲かるのであれば、株式投資はカンタンだ。公認会計士や大学の会計学の先生は大儲けしていることだろう。
むしろ、会社内容の悪さがあまりに宣伝されすぎ、株価が不当に安くなったら、逆に買いに出る方が賢明なのだ
W:最も好ましいセクターに属し、最も利益を上げやすいチャートの形状をした、数少ない銘柄を選び出す
W:30週移動平均線より上で売買されている銘柄を空売りしてはならない
☆いつ売買するか
L:よい株でもタイミングと株価を間違えれば大損する
G:「マーケットへの追随」によって長期にわたり利益をあげたものなどひとりもいない
OK:重ねて言う。株価の流れにしたがって売買しなければ、絶対に儲からない。
G:株式市場は誤った方向に大きく振れることがたびたびあり、機敏かつ度胸のある投資家は、その歴然たる誤りから時として利益を得られる
L:株価がどこまで下がるということにルールなど一つもない。
下落している株を底値で拾おうというのは、落ちてくるナイフを素手でつかむようなものである
F:シェークスピアは株式の要諦を一言で表現しています
「人のなすことにはすべて潮時というものがある。上げ潮に乗れば成功へと導いてくれる」
H:機を待つ、乗じる、転じる
相場段々上げる時、諸々の好材料出ていよいよ上げ、人気も強く我も買い気になる筋は、心を転じて売方に回ることは肝要なり。
KO:人より早めに半年か1年先を読んで行動する=値上がりしそうな株を水面下で買う
株式投資を富士山にたとえれば、やはりできるだけ低いところからスタートすべきや。
7、8合目からスタートしたのでは、頂上はもうすぐで、あとは下り坂じゃ。
証券会社が熱心に勧める株というのは、大体7、8合目に達したものばかりだ。
そんな高値の株に手を出したら、えらい目に遭う。
OK:「もう株はコリゴリ」といっていた人が、株価がぐいぐい上がり始めると欲にかられて「もう一度やってみるか」と手を出す。
それがきまって相場の6、7合目~天井である
OK:値上がりにソワソワと心ひかれた大衆投資家を誘惑して、自分たちがたっぷり儲け終わった銘柄を高値で買わせるのである
M:成功の鍵は、他の投資家がどっと押し寄せる数か月前にそういう銘柄を仕込むことにある
OK:全銘柄の中からベストな銘柄は毎日4、5銘柄ある。高値になった銘柄は利食いして、鍛練中でまさに上がる寸前の銘柄を仕込むのだ
OK:安値の仕込みはむずかしい。中でも最安値で仕込むのはまず不可能といってよいだろう
G:相場が急落すれば抜け目なく株を買い付け、急騰すれば売却するチャンスなのだ
G:株価が大幅に上昇したすぐ後には絶対に株を買ってはならない。
また、大幅に下落したすぐ後には絶対に売ってはならない
W:高値を買って、さらにそれよりも高値を売る
O:ベア相場では、ブレイクアウトで買っては絶対にいけない
W:マーケットのトレンドが好ましくない時は、ブレイクアウトしている銘柄を見つけても成功の可能性は非常に低い
G:相場が停滞している時に買い、急騰した段階で売るという方針での売買には知性とは全く別物の特別な才能、または感覚が必要とされる
O:保有株が少し値上がりしたら、上げが止まるのではないかと恐れて上げきらないうちに売ってしまうのではなく、
もっと上がるように願わなければならない。
株価が下がって評価損が出ている時は、反発して戻ってくれとやみくもに願うのではなく、さらに下がるのではと恐れなければならない
G:熱狂は大抵、破滅へと続き、市場が愚かさに支配されればされるほど、大きなチャンス
G:投機家にとってタイミングは心理的に重大な影響を及ぼし、買った株の値が上がるまで1年待つなどという考えは彼らには我慢ならない。
片や投資家は、1年程度ならば何とも思わず待ってしまう。
M:チャート分析の信奉者は主としてトレーダーであり、長期投資家ではない。
M:チャート分析はなぜうまくいかないのか?
第一にトレンドが形成された後にしか投資する事はしないし、トレンドが崩れた後でしか売りに出ないという点で、しばしばタイミングを失する
第二に同じ手法を用いる人が多くなればなるほど、その有効性は低くなっていく
G:株価が本質的価値に近づくには1~3年間の時間が必要
KO:場合によっては2年でも3年でも持ち続ける
L:代表的な大勝ち銘柄は、結果が出るまでに3年から10年以上かかっている
G:ある売買ルールの支持者が増加するにつれて、その確実性は低下傾向をたどることになる。かつては確実とされた危険シグナルは役に立たなくなり、また投資家は安く買って高く売るという古いルールに従うことで儲けることができなくなったのである
G:機械的な形でダウ理論を実践した人たちは、流行し始めたのとほぼ同時にその手法が効果的に機能しなくなった。
原理が簡単で多くの人が追随し得るものは単純かつ安易すぎるために長続きすることはない。
B:バリュー・アプローチへの転向者が増加すれば、価格と価値の差で利益を上げる機会がいや応なしに減ることになる
G:もはや魅力がないとみたものの切り捨ても非常に早かった
M:私はウォール街の格言「勝ち馬に乗り、負け犬は切り捨てろ」に賛成だ
O:株は上げている時に買う。買い増しは買値よりも上がった時にする。年初来高値の近くで買う。
O:最高クラスの成長株は上放れして100%から1000%以上上昇する前に、
平均で87という高いリラティブストレングス・レーティングを一貫して持っている
O:出来高=温度計
OK:なぜ買いになるのか、株価推移・株価の妥当な水準・株価パターン・出来高・取組高などについて検討
O:株はまだ上がっていて超強気に売る事が大切だ。それなりの利益が得られる上昇途中で売り、その利益で満足する事だ。
株価がさらに上がってしまったとしても、その手にした現金でほかの有望株にかけることができるのだ。
25%の利益を3回連続して稼げば100%近い利益を得ることができる。決して悪くない話だ。
KO:確実に儲けようと思ったら、腹八分で満足する事だ。残りの2は他人様に差し上げるという心境でやることや
O:1回目の買値から2~3%すぐに追加購入するべきだ
O:2回目の買い資金は1回目より、3回目の買い資金は2回目よりも減らすことが大切だ
O:株が値を戻すのを願って待つのではなく、小さな損失が出たらいつもすぐに売る事を学ぶ
KO:株式投資の極意は儲けるときは欲深に、いけないと思ったら早めに見切っていく。
私は大勢が悪い、間違った、負けたと思ったら、いくら大量に株を持っていても再起の火種(資金)を残すために、
その時点でバーっと投げてしまうのだ
L:株価が1割下がったら損切りしろいうような格言に従うのは馬鹿げたことである。
O:値下がりしている株は買うな、ナンピン買いはするな
L:株価が「25%下がったら押し目買いする」というという決心ができずに、
「25%押したら売ってしまおう」という致命的に誤った考え方を捨てる事が出来ないようなら、正当な利益を得る事など決してないだろう。
私にとって、相場の下げは、ポートフォリオの中で将来有望だがまだパフォーマンスの悪いものを買い増しする絶好のチャンスに思える
K:相場の過熱は上昇角度に現れる
W:ほぼ横向きの抵抗線や支持線へのブレイクが、
試される回数が多ければ多いほど、
その時間が長ければ長いほど、
出来高の増加が大きければ大きいほど
そのゾーンが最終的に破られた時の発せられシグナルがより重要なものとなる。
(なお、ブレイクダウン=下げに関しては、出来高はある程度の増加でも良い)
W:1週間の出来高が急増し、前月の週間平均出来高の少なくとも2倍以上、あるいは
過去3・4週間の平均出来高が少なくとも過去数か月の平均の2倍に増え、同時にブレイクアウトの週にはさらに出来高が増えた時
W:上値のレジスタンスが少ない方が良く、過去2年近くの間にない方がよく、古ければ古いほど影響力は小さくなる
OK:上値シコリのない銘柄が本当に儲かる優良株だ
W:週足の出来高で、株価が上昇中に出来高が上昇し、下落中に出来高が減少することは好ましいシグナルである
W:押し目の出来高が少なければ、そこがポジションを積み増す絶好のポイントとなる
W:押しが小さければ小さいほど、もしくは押しがまったくない銘柄ほど、実際はより力強いことを示している
W:ブレイクの際にレラティブ・ストレングスはゼロラインを突き抜けて大きく順方向に移行する必要がある
W:新しいサポート水準の下値のすぐ下に防御的な売りのストップオーダーを入れておき、保有しているポジションの利益を保護することが必要
W:損切りは何%という水準でなく、その銘柄の下値水準のすぐ下のきりのよい価格に設ける
D:日本株への長期投資(就職後22歳から毎月1万円ずつ株式投資を続けた場合)、2011年末時点で元本以上の資産を持てたのは58歳以上に限られており、長期間の下げ相場では、ドル・コスト平均法は機能しない
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