今日は若干名の超資産家の投資仲間に対して、
私の今年の相場観と注目銘柄を述べていた。
私にとってはこの会自体が、日本のユダヤ会!?だと思っており、
P指数の開発依頼を受けたのもこの会で最も資産も人脈も
有する投資仲間からの要望であった。
本当に投資を磨くきっかけを創ってくれている仲間に感謝しつつ、
これを基盤に必ずアジア最強ファンドを作る。
ちなみに、これから飲むことになっているので、時間の許す限りアップしたいと思います。
以下、その内容を1部公開します。
役に立つかはわかりませんが、ご参照まで。
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いよいよ明日から新年の相場が始まります。
今さら言う必要もないかもしれませんが、
株は資本主義における許された経済戦争です。
勝てば官軍。
勝たねばならぬ。
市場の勝者は常に少数であり、
大勢が儲かる時期もあるが、
最後に大儲けできるのは、
少数派の勝者になった投資・投機家だ!よって、まず大衆投資家・アナリストの動向から知っておこう。
●「市場関係者の株式予想~敵を知り、己を知れば、百戦危うからず~」
市場関係者の予想:2・3月に7500円~8000円、12月に10000円~11000円今年の日本株は大幅反発し、高値予想の平均は10409円と2割強上昇する。
その背景として、
12年度は実質GDPが震災復興事業の本格化を受けて、
2%前後と先進国の中では高く、
企業業績の急回復が見込まれるうえ、
日経平均銘柄のPBR0.9倍、
配当利回り2%超など、
指標面からの割安感がある。
ちなみに、欧州債務問題は現状よりも改善すると回答したのが6割で、
悪化するは2割にとどまった。
確かにイタリアの大量な国債償還やユーロ安円高リスクなどで、
春先に安値をつけるだろうが、
その後は世界景気の循環的な回復と新興国を中心とする金融緩和で、
年後半に株価上昇局面に入るというシナリオだ。
これが大勢の予想である。
しかし、
今年も大勢は儲からなかった。
2011年6月の市場予測では、
トヨタ、日立、川崎汽船、大平洋金属などの今期営業益の
上振れ予想が相次ぎ、会社予想との開きが大きかった。
結局、的はずれに終わった。
投資信託では、運用成績が良かったベスト10には
豪ドルや高金利債券に関するファンドが並び、株式のファンドは見受けられない。
むしろ、運用成績が悪かったワースト10には、
2位の日本成長株ファンド(▲18.5%)や3位のさわかみファンド(▲18.4%)など、
アクティブ運用のファンドが見受けられ、
個別銘柄の運用では相当な苦戦が目立った。
大勢は大勢故に相場で負ける。
この予想を鵜呑みにする大衆投資家が損をして、
我々が大勝ちするための株式市場の予想はどういうものか。
今年、私が考えたストーリーはこれです。
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