ご存じのとおり、27カ月で約4倍になった瑞光。
この銘柄は元々は、割安資産株として仕込みました。
仕込んだのが2010年11月。
当時、下記のように2010年5月に計算した仕込み推奨価格に近付いており、
チャートの需給が好転していたのと、
9月に決算の上方修正をしていたので今後の業績改善を期待して
仕込んだポイントでした。
(2010年5月に計算)
瑞光 ※数字は億
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事業価値 50.4
流動資産(現金および預金) 50.3
その他流動資産価値見積もり 23.2
投資その他の資産価値見積もり 5.6
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負債合計 37.0
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企業価値見積もり 92.5
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<売却開始想定価格>1株価値(円) 1285
<売却上限想定価格>過熱価値(円) 2569
割安購入価格(円以下) 899

しかし、
この時点で割安成長株(VGS)レシオは、
25と割高。
VGSレシオは成長性を必ず加味するので、
決算実績の売上高の成長がなければ、
割高に出てくるように出てきます。
もちろん、チャートの3のポイントでは、
2011年4月に決算を発表した際には、
実績売り上げが伸びたので、
VGSレシオは0.75と1倍を切り、
絶好の買い場となり、
その後2倍~2.5倍は手堅く取れました。
VGSレシオは手堅く2倍以上を狙っているので、
やはり資産割安株だと判断されていた
瑞光の成長性を的確にとらえたところが魅力的ですが、
やはり4倍高は欲しいところ。
そうなると、最初の割安資産株算定を導入して、
VGSレシオと並行して使用しなければならないと考え、
先日のバリューアセットレシオ(VASレシオ)の開発に精を出しているところです。
ちなみに、
現在の瑞光は
VGSレシオがおよそ13、
(※しかし、12月21日の上方修正売上を達成し、営業CFが黒転すれば1を切る可能性がある)
資産株査定が、
瑞光 ※数字は億
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事業価値 91.0
流動資産(現金および預金) 54.0
その他流動資産価値見積もり 64.0
投資その他の資産価値見積もり 4.8
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負債合計 37.0
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企業価値見積もり 176.8
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<売却開始想定価格>1株価値(円) 2455
<売却上限想定価格>過熱価値(円) 4910
割安購入価格(円以下) 1,718
となっており、
大化け注目銘柄リストで記載したとおり、
下落トレンドの売却待ちであると同時に、
業績過熱感を覚ます良い決算が4月に出るのを待っている状況にある。
いずれにしても、
VGSレシオと資産株査定との効率的な併用を模索したい。
そして、
昨日より今日、
今日より明日に
進歩している投資家でありたい。