成長株の割安度を見抜く武器
成長株の割安度を見抜く指数として、
VGSレシオを開発しました。

2以上(及び0以下=マイナス圏)は売り。
1以下は買い。
理論背景は、
企業の成長性に最も焦点を当て、企業の成長状況に応じて収益性を加味して算出。

近年だけでなく、戦後のソニーで通用。
しかも2001年以降は一度も割安にならず、
ソニーの凋落に先行していた。
その他、下記の競合銘柄では、
コジマや大塚家具や京セラなど、
VGSレシオは割高となり、
はっきりと明暗が分かれた。



トヨタのみ、買えなかったが、他ではすべて機能した。

こちらも楽天のみ買えなかったが、他ではすべて機能した。
業種や規模など、
バランスよく、
銘柄検証の一例を示したつもりだが、
この指標を使うと、
一度も「損」を出していない事が最も大きな成果だ。
買えない銘柄があってもそこは仕方がないと諦め、
ファンダメンタルで利益確定をもできる事が非常に素晴らしい。
そして、ソニーに1956年に投資し、1988年に初めて売りサインが点灯した時、
4325倍もの利益確定をするまで銘柄を保有し続ける「根拠」となれる事も、
成長企業を保有するリスクに怯えず、半値になろうとも自信を持って買い増しできる根拠となろう。
実際に、株価が上がり続けたモノタロウ、瑞光などを自信を持って保有し続けたのも、
この指標のおかげである。
財務、会計、経営、証券投資、企業価値といった
株式投資に関連する書籍や論文を読み漁り、
世界で誰も提唱していないバリュエーションを開発しました。
バフェット、オニール、リンチなど、
往年の偉大なる投資家のすべてが「成長した企業」への投資で成功したことは間違いない。
しかし、
大抵のプロが成長株投資は偉大になる企業を見極める手段に乏しく、
諦めている成長株にこそ、
莫大な資産を稼ぐチャンスが眠っている。
そして、
ピーターリンチが買った銘柄が大化けするまで3~10年かかったように、
指標が割高にならない限りは、気長に持ち続けたいと思います。
いずれにしても、
●伸びている
●儲けている
●安くなっている
●強みがわかる
●これからも伸びる
銘柄を仕入れる。
その武器だけは手に出来た。
往年の名投資家に肩を並べる日を目指して、
成長株投資を続けてまいります。