1か月半前の予想した安値目安が近づいてきました。
金融機関が痛みそうな時は、引くが吉。
今月も先月から着々と利益を急伸させています。
ここ数日は空売り増しのスタンスを取っていましたので、
明日のNYがあるので何とも言えませんが、
世界株安、
ユーロ高、
ドル高、
商品市況の急落・・・・
週明けの東京市場が楽しみですね。
少しづつ利益を確定して行ってください。
ただ、私は残念なことに、明後日の朝から中国に渡ります。
レアメタルの関係でどうも圏外地域もあるようで、
いつもの上海・北京でなく、かなり内陸部までリサーチしに行きますので、
移動中に取引できない可能性がでてきました。
そこで、今日はかなりのポジションを解消して利益確定し、
キャッシュポジションを多くしています。
ですので、この急落の恩恵をすべては受けられず、
P指数の通りのポジションでない事が悔やまれます。
(売買比は推奨ポジションどおりですが)
ちなみに、
今回は中国内陸の採掘現場にも足を運ぶことにしたので、
会員の方には特に申し訳ないのですが、
来週の更新は原則ないと思います。
今日は中国PMIも3か月連続で50を切り、
欧州のPMIは2年ぶりに50を割り、
シュタルクECB専務理事は「欧州経済通貨同盟は存続の危機」と指摘し、
米国では「著しい下方リスク」にあると言い、
連日の株価安で市場はパニックになりつつあります。
こんな時に日本を離れて大変申し訳ないのですが、
市場の混乱をよそ目に少しづつ買い戻していってください。
その割合を出せずにすみませんが、毎日5~10%づつでも構いませんので。
ただ、もし来週、
市場が大いなる絶望に包まれ、急落の幅が大きければ、
その時はガツンと買っていいタイミングになるかもしれません。
相場の有名な言葉に、
「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」
というテンプルトン氏の言葉がありますが、
これはちょっとおおざっぱすぎます。
日経新聞か日経ヴェリタスを紐解くと、
8月初旬の急落時に「悲観こそ買い」と載っています。
リーマン・ショックの時も「悲観は買い」が早すぎます。
この言葉を鵜呑みにすると、値ごろ感で買い出動し、
下落に耐えれず損切りする個人投資家が相当数いるようです。
正確に覚えておいてもらいたいのですが、
市場に「悲観」が生まれ、
それが「失望」に変わり、
手を打てないまま「絶望」し、
そして、投資家は最後に「諦める」この
絶望と諦めがあって初めて、
中長期の相場は底を打つ。
これこそが、過去の急落時の真実だと思います。
今夜は市場が失望感に包まれているように感じます。
そして、急落後に絶望を感じ、金融機関の中堅がひとつふたつと潰れ、
絶望感が漂った時、
その時こそがチャンスであります。
私はその日を空売りしながら待っている。
では、中国の都市・地方のそれぞれで、
レアメタル・食品・不動産・ファンド関係者と直に景況感を探ってきます。
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