読者の方から下記のご質問を頂戴しました。
誠にありがとうございます!
さっそく、お答えさせていただきます。
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書籍では景気敏感株として
「鉄鋼,非鉄,海運,銀行,証券先物,保険,他金融,不動産」
の業種分類が紹介されていますが、
通常は「鉱業,紙パ,化学,ゴム,ガラス,鉄鋼,非鉄,機械,電機,輸送機,精密,海運,空運,
倉庫運輸,銀行,証券先物,保険,他金融,不動産,サービス」まで
景気敏感株に入るのではないかなと思っています。
はい、景気敏感株の定義としては正しいです。
ご指摘の通りだと私も思います。この点についても朝香様は、
やはり書籍で紹介している業種分類だけを景気敏感株とされているのでしょうか?
はい、それもご指摘の通りです。
理由は、
・金融・不動産はボラティリティが高く、不景気に拾うと大化け率が高いため
・鉄鋼、非鉄、海運は中小型株でも数が少なく、銘柄選定の手間がかからず、
さらに熱狂的な好況相場での大化け率が高いため
この業種に限定しています。
化学などはあまりに対象銘柄が多く、
また、検証すればわかるのですが、
横並びで相場が連動する確率も
銀行や鉄鋼に比べて劣るので
除外しております。
ご自身での検証がご面倒な場合は、
こんな本が参照資料になるかと思います。
株で本当に儲けるヤツは、 「業種別投資法」を知っている (洋泉社BIZ)


なお、化学などで興味深い技術をもった企業は成長株として
注目することはありますので、補足まで。
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