おはようようございます。
朝香友博です。
私は一般エコノミストの言っていることは
そのまま一般投資の意見になるので、
あまり重視していないが、
今回のM&Aのエージェントである
フィラデルフィアの投資銀行の人の意見は、
12月年内利上げだ。
市場が年内見送りとの雰囲気が広がっているので、
そのギャップに注目しているようだ。
ただし、雇用統計が悪いままなら、
ないかもしれないとの可能性はあるとの意見も併せて持っているようです。
米国利上げ、
欧中などの利下げがセットであれば、
次の上昇が最後になる見込みといい続けたシナリオに戻るので、
それはそれで原則による売りも発生するのでいいですが。
しかし、
次の暴落・不景気相場で買いたい銘柄をある程度固めた私は、
本音を言えばさっさと来いと待ち遠しい。
それらはどれも割高で、
短中期的に相場は上がりそうなので、
いっときはただの監視が続きますね・・・
ところで、
今回のセラー側の米国の会社は、
ホールディングスの負債が大きく、
いま急いで行っているのが変動金利を固定にする交渉のようです。
そして、早急に話をまとめて12月までに処理が終われば、
節税効果だけで30億円になることがわかっており、
とにかく交渉を急いでいる。
相手がとにかく急いで現金が欲しい時はこちらが相手の足元を見れる。
175億円で1次入札したのに、
100億の価値しかないなどわれわれが言い出したから
大変だろう。
さらに、値段を見直せと言われて
見直した価格を97億といったから相手が怒って・・・
でもこれも予算内に収めるための戦術。
しかも、、米国の軍需に起因して
この会社はドイツの手には渡らなそうで、
日本資本の世界一企業の誕生がさらに近づいている。
私は、金利の変動は実業でも投資でも最大のチャンスに活用するが、
その辺のことがわからない経営者のいる会社の行く末は大変ですね。
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