【ネット証券】「自動運転車」でわかる“大化け株”の探し方!
こんな記事を見つけた。
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=147488本当に今年は自動運転が一般のビジネスマンにも浸透した年となった。
あとは、訪日外国人消費の経済効果について中国人の「爆買い」で浸透した年でもあった。
2013年末には東京五輪大化け株で訪日外国人の経済効果を、
2014年末には自動運転に向けた産業界の動向を本にしてリリースし半歩先を提示しましたが、
みなの情報偏差値との格差がなくなって、
横並びになったとは思わないだろうか?
そんなときに賢明なる投資家は、
そのバトンを並みのビジネスマンに渡してしまって、
また次の大いなる可能性を探る大化け株発掘の旅に出かけよう。
長期投資の醍醐味はこの繰り返しであるし、
最近はエンジェル税制という制度も充実し、
この社会、そしてこの国を利する技術やサービスに遭遇した時に
投資しやすい環境も整っている。
そして、その企業たちの研究進捗をヒアリングすることで、
結果として人の1歩先を調査して、半歩先で投資の大砲を打ち、
時代がそこに横並びしてくれる大波が来た時に一気にバトンを受け渡す。
2016年も自分の望むべきこの国の未来を創造するために、
このゴールデンサイクルを強化していきたい。
12月26日の読売新聞に
次世代国産エネルギーとして期待の集まるメタンハイドレートを研究する
専門コースを鳥取大が初めて大学院に開設する記事を見ましたが、
その教授に就任される海老沼孝郎教授の研究には十分な資金はあるのだろうか?
国産エネルギーで日本経済の安定と発展を図ることは、
私、いや私だけでなく同志や
この世にその想いを託し先立たれた日本人の悲願でもあり、
ただただ単純にこの研究を応援したい。
こういう想いやおせっかいが
先々の株投資につながる原点でもある。
農業輸出の投資も
始まりは北海道の熱い志を持った
たった一人の人との出会いから始まった。
インバウンド投資も
始まりは私の企画していた国際展示会並びにアジアで汗を流す
一人の特許の神様との出会いからだった。
自動運転への投資も、
私の母や弟が過失なく車にひかれ、
妻の祖母が車に生命を奪われた悲劇を繰り返したくないという想いから始まった。
すべてはこの社会の未来をどうしたいか。
投資はこの想いをカタチにする手段に過ぎない。
この想いの種がなんとか芽を出し、
どうにかして花を開かせることだけを考えた延長線上に、
それを達成する救世主としての会社すなわち関連銘柄が出現してくる。
営業でいえば確度を上げるために、
やれ株価分析やら、経済指標分析やらやっているが、
最も大事なのはこの「想い」だ。
私にこの想いがつきなければ、
私は大損して丸裸になっても、
私は私の地毛を売ってでも、
この想いの実現の為に投資を再び始めるだろう。
われわれの日本は、
昨年一人あたりのGDPがついに
1970年以来最低のOECD20位にまで転落してしまい、
円安の影響があるにしろ長期的には
世界で相対的に衰退の一途を辿っており、
立ち止まっている時間はない。
もうやがて2015年は終わり2016年がやってくるが、
私はこの想いを胸に年越しをし、
新年に新たな成長をできるように歩みたい。
私は私のできる範囲でささやかでもいいから、
この国の未来を創ることに貢献してまいりたい。
最後に12月27日日経の
「日曜に考える~研究者、世界に目を向けよ~」
で掲載された和田東大名誉教授の言葉(中略あり)で、
今年のブログを締めくくりたい。
「日本の優れたコンピューターや半導体技術と生物科学を組み合わせて
世界のトップに出ようとしたが、共鳴してくれた人はごくわずかだった。
知り合いの米エネルギー省の局長が来日し、ホテルでともに朝食をとった
時の言葉が忘れられない。
『あなたも私もこれでお金もうけができるぞ』
『一緒にやろう』と言ってきた。
日本は学問の境界を超えるとすぐに足の引っ張り合いになる。
計測装置を日本が押さえられなかったのは悔いても悔やみきれない。
日本の存在は消し飛んでしまっている。
(記者:先行きは明るくないと?)
日本の若い研究者が外国に友達を持っていないのが気になる。
今や韓国や中国に比べても海外に研究に行く人は非常に少ない。
日本は将来を見据え、戦略を組み立てるのが苦手だ。
人間には知識と知恵の両方がバランス良く必要だが、
受験で問われる知識ばかりが積みあがっている。
ただ、文部科学省も問題に気づきスーパーサイエンスハイスクールなどを
指定しているのは良い動きだ。
失敗を恐れない人材が育ちつつあり、希望が持てる」
この人生の偉大な大先輩の提言をわれわれは重く受け止めようではないか。
日本の根深いこの体質をより良くすべく、
日本を世界のトップに押し上げようとする大志を抱く研究者の方に
悔しい思いをさせないためにも、
私は2016年という時を全力で生きる。
最後にそんな私をこのサイトを通じて支えてくださっている読者の皆様。
2015年も本当にありがとうございました。
どうぞ、良いお年をお迎えください!
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◎2016年の相場大局観はこちら
http://obakekabu.net/blog-entry-4189.html
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