こんにちは。
朝香です。
昨日の日経18面に興味深い記事がありました。
「AIに負けない投資・5年先を見た成長株探し」
というもので、
現在の市場では、
超短期(~1週間):コンピュータが支配
短期(1か月~1年):遠からずコンピュータが支配
中期(2~3年):人間による投資戦略がシェアを失いつつある
長期(5年以上):唯一人間が残れる領域
として紹介されていました。
このブログでも数年前、
再三にわたって短期取引のバカバカしさに言及し、
書籍でも長期投資の優位性を説いてきました。
私自身もかつては短中期トレードもしていましたが、
とあるヘッジファンドに自動取引プログラムの開発にお誘いを受けて以来、
もう数年、短中期のトレードをほぼやらなくなりました。
近年だと、
ブレグジットの際、
カジノIR法案が通過する見通しがたった際に行いましたが、
もう今後も短中期の領域で勝負することはほぼないでしょう。
長期5年~の期間に関しては、
バフェット、フィッシャー、ピーターリンチなど、
多くの偉大な投資家と共通するところがあり、
今後も最も個人投資家にとって有益であると思います。
そういえば、
そろそろピジョンが10倍株ですが、
1年半ほど前に急落した際に、
「だから、何なんだ。5年目線で見たら関係ないだろ」
と述べたことがありました。
(もっともピジョンはインドでの展開に苦戦中で、
ここが次世代急騰のキーとなる懸念も併せて持ちつつ静観しています)
昨年は東アジア、東南アジア、南アジア、
アジア全域の主要都市・主要モール全てに足を運び、
今年は欧米の主要都市に足を運んでいます。
これから5年後も、
金融市場がパニックに陥っても、
それに大きく影響されることなく、
消去法で切られることなく売り上げを上げ続ける成長株を見極めるため、
自分の目で耳で口で足で確かめています。
だから、
足元ではこう着感の強い日本市場のさらなる飛躍を願いつつ、
一方では、
もし秋の米欧の金融引き締めでなんちゃらショックがあっても、
気でも狂ったかと言われるほど暴落した中の宝拾いをしたい気持ちもあります。
5年先を意識すると、
上がっても下がってもワクワクするというものです。
もっとも、
動かない株価はつまらないのは言うまでもありませんが・・・
そこは過去の成功体験から
「忍忍」
と言って待つしかない。
最後に、
最近は日経平均やS&P500などの平均銘柄が
ETFで買われるパッシブ投資が流行りで、
個別銘柄へのアクティブ投資が下火らしいですが、
だからこそ、
いびつな流動性があり得ない安値を形成し、
とある材料で急騰した時に、
結果として魅力的な利益を出せると思うのですが。
(もっとも、出来高がないと仕込みが大変な面はあります)
AIに負けない投資として、
5年先を見た自分目線で納得のいく成長株探しが
ますます大事になっていくのだろう。
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