KADOKAWA、がんばれと。
今朝の日経朝刊7面に、
角川歴彦会長のインタビューが掲載されています。
社名を英字に変更し、
電子書籍の変革で守りでなく攻めの一手にされています。
詳細は日経本誌をご参照頂きたいが、
私が最も共感したのは、
アマゾンとの契約のやりとり。
これは日本の国益を本当に考えている。
もちろん、自社の利益が先なのだろうが、
この仕組みを作らなければ、他社も相当苦労しただろう。
そして、会長曰く、
「今後、日本の電子書籍市場の環境整備に残りの人生をささげる」
とのしめくくりを見たら、
「応援せねば」という気持ちになりますよ。
KADOKAWAは、
いわゆるグリー、DeNA、スタートトゥデイなどが
世間で伸び出した時から、
クロスメディアを中心とした新しいメディアの姿を
率先して取り組まれてこられました。
若いIT事業家のパーティーなどでも、
唯一出版業界から参加されておられていた事を思い出します。
その後、新しい取り組みは紆余曲折の連続であったのでしょうが、
経営に本当の意志を感じる企業の一つとして、
本が大好きな愛読家のひとりとして「がんばれ」とエールを送りたい。
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