すき家9年ぶり高値圏『街ウォッチングの大切さ』と『あなたにとっての大化け株とは何なのか?』
すき家を運営するゼンショーホールディングスの
株価は9年ぶりの高値圏にあります。

15年4~9月期の最終損益が24億の黒字に転換し、
10月の既存店売上高も前年同月比15%増となったためです。
需給の観点では現在でも0.2倍台の信用倍率が短期急騰を生んでいます。
この業績期間に私はすき家で何度か食事をしました。
4月12日には、
「街ウォッチングにて~すき家編~」
という記事の中で、
「報道で数字がダメだダメだと言われるような雰囲気でないすき家。
なぜなら、客に若い子が多い。
吉野家はサラリーマンが主体で、
店内の雰囲気が重い。
決して収入の多くないドンヨリしたサラリーマンが顧客。
でも、すき家にはなかなか楽しい話をしている学生が、
テーブルがある事もあって来ている。
落ち目の和民とも違う、
明るい雰囲気が店内にある。
景気の「気」が暖色か寒色か、
私の目に映る色がどちらかなのか、
これはウォッチングで重要な要素だ。
聞く耳を立てて申し訳ないが、
吉野家、松屋、すき家であえていくなら、
私はすき家の空間を選ぶな。
しかも、吉野家と違ってメニューが多かったのに、
これまで利益率も吉野家よりも良かったわけです。
競合よりも客層が広く未来を感じたすき家の
ネガティブニュースの現在の株価需給は逆日歩がついており、
VGSレシオは1.8で割高でないし、考えようによってはいいかもしれない。」
と紹介しておりました。
VGSレシオは割高でないという地味な特典コメントを見逃さなかった読者の方は、
よかったですね。
投資に勝つ最後の決め手は
自分の目、耳、鼻、手、口、そして足を使って、
市場とリアルのギャップを見つけて投資することが大事。
なお、オレンジの移動平均線は200日の移動平均線で、
これを支えに買い増した投資家の方は、
もっと儲けられたことでしょう。
その観点から申し上げれば、
ハイデイ日高、大丈夫かなあ?
※成長ノートに収録
「武蔵小山上場小売店の景況感(ハイデイ日高の閑散)」
ピーター・リンチはあなたに聞きます。
「自分の身近なもので好調な商品やサービスはありませんか?」
ウォーレン・バフェットはあなたに聞きます。
「その商品やサービスの優位性をあなたは理解できますか?」
続けてピーター・リンチはあなたに聞きます。
「では、それを私に1分で教えることはできますか」
ウォーレン・バフェットも続けて、あなたに聞きます。
「大衆はその会社の価値に気づいてないか、背を向けていますか?」
最後に、朝香友博はあなたにいいます。
「それがすべてイエスなら、その株こそあなたをお金持ちにするチケットです。
さあ、勇気を出すのです。
長期的な莫大な利益はその勇気と合理的かつ現場に基づいた分析が導いてくれるのだから。」
日替わり週替わり月替わりで発生する
大化け株は、
誰のもとにもやってくる。
それを勝ち得る
あなたが手にする
とっておきの大化け株は、
本来あなたの身近にある
に違いない。
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