「米シェール」VS「OPEC」原油の争いで得する日本。そして、財務諸表も倒産もない産業界の母なる存在「原油」の狙い時の幕開け!
日経7面。
米シェール減産進まず>原油価格下押し
OPEC11月むしろ増産>さらに原油価格下押し
今のところエネルギー産出国ではない日本は
原油のほぼすべてを輸入に頼っています。
日本には恵みの雨だし、中国だってそう。
世界第2位と3位の経済大国が泣いて喜びたい原油安。
21世紀に入り、
BRICSなどという言葉が台頭し、上がりに上がった原油価格。
そして、上がった後に目先のマネーを考えてわれもわれもと採掘権を買いに走ったつけがやってきているだけ。
山高ければ谷深しという、
いつか来た道をまたまた経験しているだけに過ぎないこと。
短中期的にはエネルギー関連産業には厳しい局面が続きますが、
現在は景気減速で石炭の消費ですら伸びる新興国だって、
原油価格が1バレル20ドル台になれば喜んでもっと使いたくなるでしょう。
シャンプーだってラップだってスマホだって、
みんな原油から出来ている。
なんだか悲観的に報じられているニュースも、
そう考えれば日本人目線や中国人目線からうれしい、
泣いて喜ぶニュースのはず。
未来ではミドリムシなどのバイオ燃料が台頭するのは必至で、
1バレル100ドルの時代は中東戦争でもない限りないかもしれないが、
格安原油をコツコツと拾っていれば資産2倍などは楽々達成できると思います。
産業界の母なる存在である原油自体に財務諸表も倒産もありませんからね。
11か月待ちに待った1バレル36ドル台のバーゲンがやってきました。
さあ、ぼちぼち原油デパートに向かうとするか。
ビジネスマンや実業家にとって、時は金なりですが、
好機という時を延々と待つことができる「時マネジメント」こそ、
投資家にとっての時は金なりかもしれませんね。
合理的な逆張りで「安く買って高く売る」朝香式・投資3原則
※地味な本だが、米利上げ後、年末年始に必読の1冊
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