それにしてもアイサンテクノロジーの株価上昇がすごい件
さすがにここまで上昇すると、
日本車が沈めば一緒に沈むのではというリスクも頭によぎるこの株価。
ほんと株価ってのは熱狂のレーサーのように急騰後のさらなる上げの局面で、
一気にアクセル踏まれますね。
それはさておき、
先日材料ででていた準天頂衛星の情報は、
2013年のICT関連の展示会のいくつかに足を運んだことのある人なら、
誰でも知っている年季の入った情報ですね。
デュポン創業家のようなことは一般の人には難しくても、
一般公開されている産業の展示会に足を運んで、
フィッシャーのように産業探偵になることなら誰にでもできます。
その際にアドバイスがあるとするなら、
なるだけ地味なブースにいくことです。
2013年のアイサンテクノロジーのブースは、
一番小さく、地味で、
一般のビジネスマンからは、
「ほんとあなたの会社上場企業なの?」
なんて言われてました。
しかし、賢明なる株式投資家なら、
展示会をぐるっと回ってこんな連想・気付きが可能だったに違いない。
アイサンテクノロジー:準天頂衛星の展示パネル
三菱電機:同じく準天頂衛星の展示パネル
展示会内のテーマフォーラム:総務省の国プロにアイサンが入ってる!
→もしかして、あの地味すぎるアイサン、大化け株になるかも
という事がわかったかもしれませんね。
私は上記のように考えて、展示会場を見回して、
電波通信の権威である電通大の先生やNICTのOBなどの意見も拝聴し、
準天頂衛星にかける総務省の意気込みや産業人の想いに触れられ、
そこから自動運転の本格研究となった出来事でした。
地味なブースにはまだ産業界で大きな芽が出ていないブースが多い。
その中で有望な技術やサービスに出会えた時、
私は心の中で「よっしゃ」と言っています。
その芽こそ、真の大化け株予備軍なのです。
これからのアイサンテクノロジーには、
願わくば名古屋やZMP以外も視野に入れて、世界に羽ばたく企業に育って欲しいと願っております。
アイサンテクノロジー、おめでとう!
そして、ありがとう。
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