P指数改定のお知らせ
これまで上記の金利見通しでリスクポジションの2%を判断していましたが、
実際に米利上げがなされたので、
こちらの2%の比重をEU・中国・インドの政策金利関連ルールに振り分けたいと思います。
欧中印の金利連動の意図としては、
米国が石油輸出国となりましたので、
日本同様に石油消費国である欧・中・印の金利動向で
海外のマーケット依存が高まる日本の景気を先行して捉えていこうとするものである。
なお、印度はまだ組み入れるのには早いかもしれないが、
人口大国でもあるので、忘れないうちに組み入れておこうという意図である。
また、これまでの記事にて検討の予告をしておりました
FF金利単体での売買ルールでの3%のリスクポジション判断水準を
1%に下げ、
FF金利単体による売買ルール(既存):1%
FF金利+原油価格&CRBの売買ルール(新設):2%
と、FF金利の3%分のルールを分散させ、
前例にない状況を分析するために、
前例を多面的に解釈し、
柔軟にリスクオン・オフポジションを組めるように改定いたします。
こちらの意図に関しては、
新刊の164-165ページを参照ください。
こちらも取り急ぎお知らせまで。
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