リーマン・ショックの起こった2008年1月の騰落レシオ
1月22日に52.7
という激安数値を記録しました。
その後、リーマンショック後に54.9という数値も記録しています。
今年は戦後初の日経平均続落を記録しています。
もし、同じく戦後初が起こるとしたら、
初の騰落レシオ40台の出現くらいのシナリオも
想定しておいたほうがいいかもしれない。
私は株の勉強は
日経平均の天井圏、底値圏で何が起きたかの歴史を知ることが
一番大変でも一番近道だと思います。
もし、このブログを読んでいる学生さんには、
ぜひ図書館で戦後70年の中で少なくとも日経平均天底時の
日経新聞をすべて読んでみてほしい。
そうすれば、相場をひいて客観的にみる力、
過去おきた「魔坂」という想定外の起きる前と起きた後などの状況を学ぶことで
対応力が身につくはずです。
私のP指数に騰落レシオ50台の対応の数値は
組み込まれていても、
さすがに40台はない。
しかし、まだ短期的なテクニカルの絶望悲観の状況には甘く、
これから一段安があっても不思議ではないとの数値をみれば
騰落レシオ40台がないともいいきれない。
魔坂という歴史のパニックから鑑み、
P指数に騰落レシオ初の40台のシナリオを組み込ませることを
事前に検討したい。
私は歴史から学び、
歴史を血や肉となるものにすることとは
こういうことではないかと思うのです。
今日が休みでよかったですね。
まだ深呼吸して相場の歴史を振り返る時間があります。
私の新刊に新聞の見出しをほんの少しですが、
相場の天底時のものを載せていますので、
併せてご参照ください。
合理的な逆張りで「安く買って高く売る」朝香式・投資3原則
昨年大化け株を売っておくべきだったと今更後悔している方は、
こちらもご参照ください。
【テンバガー】10倍株運用入門 まずは2倍株で勝つ
この2冊は地味で、
書籍の売り上げから鑑みて、
きっとご理解を頂ける方のほうが少数でしたが、
その少数の方々は現在笑っているでしょう。
上梓した以上、
その意味では、少しほっとしていますよ。
私はこれから1月に月間で下げた年の
日経新聞を読み込みに、図書館に籠ります!
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