【下値めどのご質問】相場が起きた通りに反応すればそれでよいですよ
週足チャートの現在の置かれている分析をし、
チャートが中長期での下落トレンドとのシナリオをメインシナリオにしましたところ、
下値めどはいくらくらいで考えているのかとのご質問をいただきました。
「考えてません」
「わかりません」
ので答えようがない、
というのがご回答です。
前にも似たような
日経平均の上値と下値のレンジ予想の質問があった際にも
同じご回答を公開記事でさせて頂きました。
なぜなら、
下値予想など意味がないから。
こうなるとの予想は、
相場の真実を隠すようになります。
だからこそ、
昨日の記事で日経平均がさらに高値トレンドに回復する条件も載せたのは、
下落トレンドと思い込まないためでもあります。
さらに、相場はそのどちらにもならず、
ただただ横ばいを長期的に続けるという設定していないシナリオになるかもしれませんが、
儲けの機会は減ると見込まれ悲しいが、全く問題なし。
それはそういう時期だと割り切るのみ。
全体市場はお天道様の天気のようなもので、
仕方がないでしょ。
P指数という200程度の指標やサインを図り、
相場の体温計を図って出た数字にありのままで従えば、
それでよいと考えているのです。
ですので、
下値予測より、
現状の相場が起きた後に「どう動くか」、
ここにだけ力を入れるとよいのです。
それに比べて、
長期相場なんて簡単ですね。
だって、社会が悲劇的な時にだけがっつり買えばいいんですから。
相場の動きに即座に対応することが愛だとしたら、
相場シナリオを読み解くのはちょっとした出来心に似ている。
でもその出来心を愛だと勘違いすると、
大変な思いをしかねない事を認識し、
相場シナリオをお読みいただけると幸いである。
相場は後出しじゃんけんでも十分儲かりますから。
>ひろさま
スマートな表現をありがとうございます。
ほかの読者の皆様にも、
インテリトラップの参考記事を共有しておきます。
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