めんどくさい中国のGDP×おはよう日経+FTのインタビューがなかなか良い
現在、中国のGDP発表を待っているわけだが、
中国の指標は本当はどうか疑わしいので、
解釈と読み解きが難しい。
国ぐるみで偽装数値を発表しても、
誰も罰してやめさせることもできませんしね。
市場も良すぎても「うそ」だと判断して、
中国の官製相場を売り浴びせるかもしれませんし。
今朝のおはよう日経+FTの
フィナンシャルタイムズのインタビューでも
「政府がいかに相場を作ろうとしても、市場に勝つことはない」
と断言されていたのが印象に残りました。
また、中国の構造改革は全くされておらず、
これから5年10年かけていかなければいけない構造問題という指摘は、
昔の日本と重なる指摘もされていました。
中国のGDPは市場材料にはなるのに、
その背景まで読み解かなければならず、
めんどくさい。
そういえば、
このおはよう日経+FTは、
モーニングサテライトの前に
「日本で一番最初の経済ニュース」
というコピーで放映されていますが、
後半にFTのインタビューが毎日あります。
これがなかなか良いですよ。
日本勢のコメントと違って、
分析の質が高く、結構勉強になります。
よかったら朝早いですが、
見続けると為になると思います。
>昨日メッセージをくれたEさま
私はITバブル崩壊で投資額が9割減してから、
毎朝欠かさずにモーニングサテライトを見ることを継続していました。
最初は出演者やニュースの言っていることがさっぱりわかりませんでしたが、
継続は力なりで、為になると思います。
もっとも、まだ当時は大学生で時間がありましたので、
戦後の日経新聞・経済指標の推移のすべてを自分の目で確認し終えたころから、
「いや、それは違うだろう」なんてテレビに向かってコメントするようになりました。
当時、
国会で小泉首相の答弁を聞いて思いっきり踏み込んで
リスクを取ったことは本の中で書きましたが、
このあたりから独立独歩の投資家として自立したような気がします。
がんばってください。
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