なんだ、この程よいGDP
市場予想6.9%に対して、前年同月比6.8%。
「市場予想と同じ数字だといかさまのようですし、プラスで出るのも疑われる」
「なら、市場が悲観しない程度、0.1%減くらいで発表しとけ」
「このくらいでやっとけば、3月の全人代に向けての政策期待で株価は支えられるだろう」
という会話があったかは知りませんが、
市場が歓迎しそうなあんばいの数値でしたね。
工業生産高、小売売上高、固定資産投資もいずれも微減。
だが、がたがたするほどの数字とも程遠く、
現在の中国は低金利が進んでいることを背景に住宅指標が持ち直しており、
底打ちとの声もあるかもしれない。
しかし、
生産者物価指数の上昇、長期金利に関して急上昇した短期金利の低下なども
まだ確認する必要があるだろう。
- 関連記事
-
- イタリア銀行に2000億ユーロの焦げ付き懸念 (2016/01/19)
- なんだ、この程よいGDP (2016/01/19)
- 米ベンチャー投資、急減速 (2016/01/19)