「比較的安全な資産とされる円や日本国債が買われている」と聞くと
年始からじりじりのリスクオフで
円高が進み来期やさらにその翌年の企業業績の下振れ懸念などの
不安に事欠かない市場ですが、
われわれ、まだ若い世代にとって、
「比較的安全な資産とされる円や日本国債が買われている」と聞くと、
少し安心しませんか?
借金は増える一方で歳出削減もしなければならない国は、
選挙対策に低所得高齢者にお金を配る有様で、
これから将来、
国のクレジットリスクが高いと判断されたら、
ユーロ金融危機時のPIGSのようにCDSは跳ね上がり、
通貨は売り浴びせられるかもしれない。
そんな日は当面来ないと思っていますが、
20年後、30年後はわかりません。
いつの日か、
世界の金融市場はリスクオフなのに円が買われ・・・ない。
「なんと、リスクオフ局面で、急激に円が売られています」
なんて解説を聞く日が来ないことを願っています。
国が厚生年金の取り締まり強化を打ち出した
本日の読売1面の記事を読んで、
ふとそんな事が頭によぎりました。
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