「金利」を見れば「景気」がわかる。「景気」がわかれば「投資」は成功する
金利を見れば投資はうまくいく
先ほど紹介したこちらの書籍。
214ページの
長短金利差、社債スプレッド、スワップスプレッド
をP指数に組み込み、
さらにその視点を応用して、
合理的な逆張りで「安く買って高く売る」朝香式・投資3原則
のように、
もっとストライクゾーンが明確になるよう、
かつ、本での検証が2000年以降と短かったため、
骨の折れる作業ですが
戦後のレートを突き合わせて研究中です。
また、74・75ページにあった銀行決算における
引当金も私の検証だと本書のとおりで売買すると
効果的かは疑問もありますが
(なので、214ページの投資環境スコアに入れてないのでしょう)、
同じ引当金を全く違う視点でリーチすると
興味深い結果を取れました。
まだ日米ともに2行ずつの決算しか追っていないので、
こちらはもう少し検証をしてみます。
株の全体市場での売買タイミングの見極めこそ、
債券やクレジットアナリストの意見を参考に行った方が、
手堅いような気もします。
いずれにしてもいいヒントをくれた良書に感謝したい。
ただし、これでマイナス金利の時代を読めるかどうか、
そればかりは先々でしかわからないでしょうね・・・
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