FTレポート20160208
早起き日経+FT、
フィナンシャルタイムズ 投資担当シニアコラムニスト
ジョン・オーサーズ氏より。
・1月の米雇用統計が予想と反し市場は混乱
・失業率は4.9%と極めて健全
・労働参加率が急落していた
・長い間低迷していた平均賃金が著しい上昇をした
>これは年率換算でFRBのインフレ目標を上回る2.5%
>この賃金上昇は利上げの強い根拠となる可能性がある
・しかし、債券市場はデフレ継続と景気後退の可能性を踏まえ、利上げはないとみている
>賃金上昇などなかったかのように今後10年の期待インフレ率は金融危機後で最低
>10年債と2年債の利回り差も金融危機後で最低に
・年初から実はエネルギー銘柄は上げていて、下げているのはハイテクやアマゾンなどの成長株
>これはファンドが人気銘柄を手じまい、ショートカバーをせざるを得なかった状況を物語る
・こんな中でのイエレンFRB議長の発言に注目し、さらにそれを受けた市場の反応に注目したい
ご参照まで。
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