どうしても株を買わなくてもいい人は、もう逃げた方がいい(日経CNBCコメンテーター)
先ほど日経CNBCの岡村さんが、
そのようにおっしゃいました。
1月は割安とか市場がおかしいとか
出演している証券会社の人たちと合唱して
あれだけおっしゃってましたやん。
まだ日経平均は16000円以上でリーマン・ショック後の2倍程度の利回りがとれる時期に、
岡村さんがそこまでおっしゃったことは評価には値するとは思いますが、
メディアでさらっと発言修正することは簡単かもしれません・・・
しかし、
1月のご意見を参考に
売らないでいた個人投資家は大変な状況だと思いますよ。
私だって相場で負けることもあるし、失敗もする。
でも、そんなときは「ごめんなさい」ってお伝えさせていただきますし、
そうしないと信じてついてきた方に失礼だと個人的には思います。
(もっとも、投資は自己責任なので、すべて最後は決断した投資家の責任で、
人のせいにばかりにする独立独歩でなく投資家に値しないような人も
どうかとも思いますが)
これは07年から08年にかけて
私がメディアに出ている証券アナリストやコメンテーターに抱いた単純な印象と
同じことが今年もまた繰り返されています。
間違うことは当然仕方がないとしても、
そのあとに何事もなかったかのように振る舞えば、
そこにはペッパーが座ることになるのでは。
ここ数年、移動中にCNBCを見ることもなかったですが、
今年は昨年末に大局観を出してからは、
どこに個人投資家のマジョリティが方向づけされているのかを確認するために、
移動中の車内でもCNBCをつけてチェックしてきました。
フィンテックの登場で、
金融業界でも危機感をもった正常な感覚の方も魅力的な方も大勢います。
そのような方がメディアに出てくれるとうれしいのですが、
そのような方だからメディアに出ないのでしょう。
特に電波には。
難しいところです・・・
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