日経平均は350円以上の急落!中長期で弱い相場の時期にこそ、次の10倍株に備えて慌てず学ぼう
金曜日にキャッシュオン。
昨日買い縮小を進めてきておいてよかったと思います。
私は相場が好きなので予想はしますが、
予想はあくまで個人的な予想。
実際に動くのは、相場のサインにただ純粋に従って対応するのみ。
相場のサインは人為的には出ませんが、
1月2月そして、4月始めのようにきれいに出た時、
すなわち確率的に優位な状況でアクセルを踏む。
これは新刊で解説しましたが、
バフェット・ビルゲイツの愛するポーカーゲームでの戦略と同じこと。
また、投資もトレードもごちゃまぜでこのブログに書いていますが、
長期投資のみの方は、
不景気のサインで仕込んで、好景気のサインで売り始めて、
次は純粋な好景気の終わりという道の入り口のサインで、
順張りの売りを始めればいい。
先日、相場観の頭に重要と書いたのは、
残念ながらその順張りの長期売りのサインが1つ、
明確に点灯したからだ
予想はしない(人工知能に反する主観のポジションは5%以下と決めている)。
対応のみする。
そのためには丁寧に経済指標をチェックして、
経済指標のいうがまま、すなわち神の見えざる手に逆らわない。
今の世の中、
勝つための知識なんてものは、物事の本質を見抜く力のある人には、
有り余るくらいの本やネットでの情報がある。
しかし、相場の神さまは、
それを自分なりに実行し、
「待つ」という幼稚園から鍛えられてきた我慢のできる忍耐力のある人だけに、
最後は微笑んでくれる。
結果を焦らない。それは人為的には作れない。
経済指標も含めた神の見えざる手に沿ってダンスを踊ったもののみが、
相場の世界では生き残るのだろう。
金曜日や今日の急落で慌てる人は、
勉強や鍛錬がもっと必要なのかもしれません。
そして、
その勉強と鍛錬を次の暴落までに終えていれば、
次の株長者サイクルでこそ人生観を変えることができるでしょう。
世の中にはすでに多くの本がありますが、
GW前に私のこれまでの投資人生の集大成の本を出すことになりました。
この中には、私が密かに研究をし続けてきた
世界長者1位に君臨した、過去30年でたった5人の成功の共通項、
すなわち「世界長者番付1位の法則」も初公開しています。
私はお金が大好きです。
だから、人生の長い時間をかけて世界のトップ・マネリストのみを
何千日と研究し続けて若いころを過ごしました。
今回は集大成なだけに、
私が死んでもこの本と実践があれば娘が経済的に困ることはないようにという想いで、
投資の社会的な意義を含めて1冊に投資のほぼすべてを詰めました。
寿命を全うする前の理論本としてはこれが最後になります。
(英語版は別です。日本の株式市場に
ドル、ユーロ、元、ルピー、そしてクリプトカレンシーを引っ張るには必要。
そして、それを引っぱるためには、日本にイノベーション型のベンチャーを
もっと作らなければなりません。もっと、もっと!)
あとは割安性の計算法くらいしか理論で書くことありませんので、
それは現役を退くかおじいちゃんの時の回顧録の付録にとっておきたいと思っています。
実際、本の印税では海外視察費を賄う事も厳しいくらいのビジネスなので、
感覚的には、
日本の賢明なる投資家をつくるきっかけになってほしい、
日本の小企業にもっと資本が流入してほしい、
図書館に自分の生きた証しを遺せるという目的でやってきました。
私はこの世にいない人との疑似対話をできる最高の場所として図書館や書店を愛してきました。
実際に、
新刊の中でも投資の社会意義の3章で坂本龍馬と松平春嶽のエピソードが出てきますが、
この疑似対話を可能にしてくれる本というものの価値は計り知れない。
今回の相場を通じて、世の中の本棚に私が加われた喜びはこの上なく、
読者のみなさまと出版社をはじめとしたステークホルダーのみなさまあってこそと感謝しております。
この本がみなさまを
長期的視野と短期的対応の矛盾する複眼思考を操れる賢明なる投資家に
導く一助となれば幸いです。
あなたとわたし。
あと何度テンバガーすごろく(サイクル)を回れるでしょうか。
人生の秒針はそれを意識するものにも意識しないものにも平等に1秒づつ時を進めています。
みなさまと次のスタート地点でお会いできますことを願っております。
大化け株(テンバガー)サイクル投資術 -暴落時に判別できる「伸びる会社・伸びない会社」-
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