キャメロン英首相まで飛び火したパナマ文書で思うこと
※2016年4月8日日経夕刊3面パナマの法律事務所から流出したタックスヘイブン(租税回避地)の利用実態を示す「パナマ文書」が各国首脳を揺さぶっている。キャメロン英首相は7日、亡父が設けたファンドに投資していたことを一転認めた。アイスランドのグンロイグソン首相は同日、正式辞任し、アルゼンチンでは検察がマクリ大統領の捜査開始に向け動き出した。自国の税収増をめざすことを求められるにもかかわらず自ら租税を回避していたことで、厳しい状況に追い込まれつつある。
こんばんは。朝香です。
パナマ文書の問題、世界に広がっていますね。
これでまた窮屈なルールができそうなことが心配です・・・
さて、これに関して私が個人的に思う事。
違法・脱税は絶対にいけませんが、
合法・世の中に貢献する節税は全く問題ない。
もう少し正確に言うと、
節税して、
余剰な内部留保やタンス預金をしている、
「お金の活用法」を知らない人の節税と、
節税したお金を、
上場企業への投資や企業買収、
ベンチャーへの資金提供、
自らの主義主張と沿う団体への寄付、
子どもたちの教育への援助、
生活を楽しむ消費や余暇に使っている人の節税とを、
政治家の人たちにはしっかり分けてほしいと思います。
こういうことがあると、
自分たち政治家は過去にちゃっかりしていたくせに、
問題が発覚以降の締め付けはキツクなる可能性があります。
しかし、
経済というのはお金が社会を巡り巡らなければ、
必ず元気をなくします。
私は胸を張って、
投資にも消費にも寄付にもお金の価値を活かしていると思っているので、
ただただ貯め込むだけの人とは区別してほしいと思ったりします。
ちょっと思ったことの備忘録まで。
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