昨日の日銀による3月マネーストック速報によると、
13年ぶりの伸び率で現預金が増えているとのこと。
この現状が、
魅力の低下した定期預金を解約して、
次への行動に向けた一時的なキャッシュプール、
あるいは
次の不景気のサインでリスク資産を爆買いするまでの
待機金ならいいが、
延々と現預金でキャッシュを置いておくのは、
本当に残念でならない。
日本の国民が守りの姿勢をしている間に、
この国の富は一人当たりのGDPが27位にまで転落しており、
これからも平均的にこの順位はぬるま湯の衰退を続けるだろう。
中国がWTOに加盟したころから、
感度の高い人は円高でアジアの新興勢力を買い、
彼らのオーナーとなり、彼らに稼がせてきたし、
私もそうしてきた。
(生活資金に充てなければいけない人を除き)
おそらく手元に預金を置いている人は、
将来不安からキャッシュにして持っていると思うのだが、
不安だからこそ、
成長著しい有望株を買って、
彼らの勢いと稼ぎに乗っかればいいと思うのですが・・・
有力な芽を早く探して支援してあげることで、
こちらも将来を助けてもらえることは共存共栄となり、
良い社会循環だとも思います。
日本国民は、
スポーツやアイドルの早期の有望株を
探すのも支援するのも得意なのに、
なぜその能力を
「有望な成長企業」を探して支援することに
お金を振り向けないのだろうか。
このまま日本国の預金残高が
膨らまないことを願ってやまない。
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