最近、
マスメディアによるトランプ相場への悲観傾向が見受けられます。
しかし、
これは長期投資家にとって、
決して悪いことだとは思いません。
基本的にマスメディアがアベノミクスだとかトランポノミクスだとか、
小泉郵政相場だとか言って、
相場に好感的な報道をする時は、
仕込んだ後に「大衆パワー」ありがとうと、
一時的に同じ船に乗り少し早めに売るか、
次のネガティブな報道まで買いを控えるかのどちらかだからだ。
投資の世界にもベンチャーの世界にも
大きな成功を収めるのは一握りの人間です。
もしあなたがそういう人になりたいのなら、
中間点では大衆迎合したようにしていても、
始点と終点ではマスとは逆のポジションを
とっていなければならない。
それができて初めて、
あなたは少数の仲間入りができる。
こんなことは投資に限らず、
どんな世界にもいえる歴史の史実で、
合理的な人間社会の生み出す行動様式でもある。
もし、ぼくがTV局を買収したなら、
テレビで聞いてみたいことがある。
今のテレビはEUの極右政党の集会はネガティブに、
そのデモ活動はポジティブに報じていますが、
じゃあ、
日本は積極的に移民を受け入れますか?
北朝鮮でテロがあったら、ロシアや中国の極東で反政府活動が生じたら、
無条件で韓国人、ロシア人、中国人の方々を日本列島に受け入れますか?
(これが良いか悪いか、賛成か反対かは別にして)
こうなると、
おそらく日本の世論はガラリとかわるだろう。
所詮は今の日本の報道や世論は、
ヨーロッパの人たちの「ヒトゴト」にすぎないのだ。
だから、
自分目線、日本目線で考えたら、
マスメディアの報道に違和感を覚える人も少なくはないでしょう。
投資もビジネスも人生も、
他人がどうこうではなくて、自分がどうしたいかが最も重要で、
自分の決断と選択を独立してするために情報取集をするならば、
情報をもっと客観的にみるだろう。
いずれにしても、
長期投資家たるもの、
日本のマスメディアは外野から見ることの必要性を述べておきたい。
今のアメリカは、
野党の大統領と与党の共和党で揉めていて、
重要な経済法案がお蔵入りしていた時よりも、
幾分かは「マシ」だろうと思うのは私だけだろうか・・・
●新刊出ました!
「インド+親日アジアで伸びる日本株100」

※ポイント初交換の際に1000ポイント(1000円)入るようです
- 関連記事
-