東洋炭素は太陽電池などの製造に使う高機能黒鉛を2割増産
第3工場は09年秋に稼働を始めたが、すでにフル生産の状況にある。
東洋炭素は高機能黒鉛で世界シェア約3割のトップメーカー。
現在の世界消費量は年5万トン前後とみられ、
中期的な市場規模は年10%程度の成長が見込めるという。
需要拡大に伴ってシェア争いが激しくなっている。

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増産するのは強度が高く耐熱性にも優れた「等方性黒鉛」と呼ばれる黒鉛。
太陽電池や半導体の材料になるシリコンウエハーの生産工程では、
加熱・溶融したシリコンを入れるるつぼに等方性黒鉛を利用する。
LED素子を生成するための円盤状の台座としても使う。
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