・新年から書きたいことが山ほど出てきたので、
マガブロで核心は書かせて頂くにしても、
直近刊を意識して公開ブログ(*1)でも
少しフォロー的に発信していきたいと思います(*2)。
・直近刊で銘柄のバリュエーション分析をされておられる方へ。
米国株のバリュー優勢の間は、
グロースPSR単体でバリュエーション評価するのはリスクが高いので、
色々と工夫を施して環境の変化にご対応下さい。
例えば、
バリュエーション評価指標=
(グロースPSR+(PER÷4か÷5)+PBR)÷3
にするなど。
成長性を半分、
伝統的なバリューを半分ということなら、
((グロースPSR×2)+(PER÷4か÷5)+PBR)÷4
などご自身の投資スタイルも加味して、
色々と変化はつけられます。
手間はかかっても
カンタンに簡易計算できるバリュー寄りの
バリュエーション評価としては、
もう一歩踏み込んで書けなくもないのですが、
次作のお話が来ているので、
それはその際に挿し込めたらと
お待ち頂きご容赦ください
・利益・資産バリューをより加味した新評価指標(*3)を開発し
リストを更新(*4)
・「先週のFOMC議事要旨でのFRBタカ寄り思考、
米雇用統計での失業率の大改善と賃金の大上昇、
ならびにナスダック続落とSOXの大きな下落、
FF金利先物での利上げ前倒し・回数増やQT織り込み開始」
逆にようやくこれで中期的な想定は
ほぼほぼクリアになってきたので、
春の新刊もスキップしましたし、
マガブロで予告の通り、
3連休明けの11日から月末にかけて
濃密なコンテンツにしていきたいと思います。
*1
朝香の自由帳のカテゴリを作りました。
*2
FRBの利上げを意識し、22年春に相場本の新刊を想定していたのですが、直近刊の発売が昨年8月にずれ込んだ関係で少し期間が近く、春の新刊リリースを見送っております。そんな中、昨年からブログでは書いてきたとおり、ハイテク株の本格調整がやってきました。秋から年末にかけて米国・香港市場の赤字/財務脆弱なイノベーション株やハイテク株を売り仕掛けてきましたが、グロース部分だけの銘柄評価を見直したことなど、フォローするべき点が多々でてきています。なお、すでにブログでは昨年ドキュサインやアピアンなどの米新興株の超割高を指摘。この辺の警鐘も直近刊の1次下書き原稿で書いたのですが、総数が400ページ超の大作になってしまい、まとめを編集部様で行っていただいた過程でカットとなりこの点は現状から逆算すると残念でしたが、総合的に読みやすくなったアドバンテージに心より感謝で、ブログでフォローして参ります。
*3
これはベースになっているGARPレシオ・財務長期バリューなどがハイテク機で算出しないとでてこないため、余力のある方はご参照ください。ITバブル崩壊に巻き込まれた22年前の大学生だった私の様な方はそんな余力はない方がほとんどだと思いますので、グロースPSRに既存の指標を加味して荒波を乗り切る参考にしてみてください。1mmでもフォローになれば幸いです。
*4
1月号分のお値打ち度更新はFOMC後の波乱/底打ちの両面から株価動意を見込み1月30日に更新予定
☆大化け株発掘手法の新定番・中長期投資家の道しるべ☆
(本を書いたのは21年春~初夏、発売は8月。メインシナリオは04年~、14年~の景気サイクルをベースに書いていますが、ブログで昨年から懸念してきた00-02年のようなIT・テックバブル崩壊第2弾の悲観シナリオとなれば相場想定が変わってきます。そればかりは紙ではどうしようもないですから、日々の相場を注視ください。メインシナリオが変わらなければ、利上げ前後の新興株暴落は最後のバーゲン、利上げ後の調整局面はまだ中期的に買い場になるでしょう。一方で、悲観シナリオがメインに変わればそうとも言えません。ひとつの参照判断としては、例えば230ページの最初の●(黒丸)の数字などを参照ください。それ以外にも多数の指標や状況を判定する必要はあり、既刊でも参考になる相場判定法を出してきましたが、余裕のある方は日々変わる状況をフォローするブログをご参照ください)
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