今月は荒れに荒れた
相場でしたが、
11月から始めた
米ハイテク株・イノベーション株の
売り/ヘッジを皮切りに、
12月半ばから年末に向けた
レーザーテックなど半導体売り、
併せて
保険株、バリュー株、資源系、
日米配当株/ETF、生活必需品株&ETF等、
守りを固めた株系に一部シフト、
そして、
新年明けてから1週間の潮目を見定め、
パウエル・ブレイナード氏の議会証言を経ての
ハイテク株ヘッジ(オプション、半導体ベア3倍ETF含む)などの保険を強め、
(不明な方は一旦のキャッシュ増で買い待ち)
それから、
1月末に向けては、
守りを固めた株系を下旬に一部利食いし、
将来有望な企業投資の糧にし、
米時間28日にはヘッジも軽くし、
ナスダックの戻り反発に
今月初めてヘッジスルーで
グロース株反発の月末を
迎えることとなりました。
詳細苦闘は
相場観に収録されていますが、
(長期・超長期は基本ロングオンリーですから、そこはともかく)
中期サイクル的には
「個別株<全体市場」
の方針に従って、
数か月にわたる
上記の様な相場対処で
成長小型株の損失補てん、
あるいはそれ以上のプラスと、
終わってみれば、
ほんのわずかですが、
相場の目まぐるしい変化の波を活かし、
ほぼ万全の相場対処と、
次の戦に臨みやすい着地が
今のところできたのではないでしょうか。
久しぶりに、
全体市場の潮目読みとその対処の重要性が
身に染みた1か月となりました。
ただ、
米国・世界株への対応は
ほぼ完璧でしたが、
岸田内閣発足後、
日本の新興株は
本当に苦しい展開。
しかも、
モメンタムの落ち込み方は、
90年のバブル崩壊並みで、
(後日チャートUP予定)
これだけは
想定外でした。
とはいえ、
中小型の有望日本株は
10年目線で
1株も売っていないこと、
有望さが損なわれない範疇において
5年10年20年と買い続けて待つのが、
長期投資の本流。
(※ 2月1日に追記:個別銘柄の中長期指標での株価過熱時には利食いも大事ですけどね。この辺りは直近刊の大化け期待ゾーン内・ゾーン外と既刊の中長期移動平均線乖離率などのテクニカルと余裕のある方は最新の割安/お値打ち度も加味して、利食い千人力の程度を決めつつ、10年目線で有望なら再度買い戻すことも「運用」では必要。老後までの資産形成対象株なら自分目線で有望な間は定期で積み立てていけばOKかと思います)
もちろん、
投資スタンスは
千差万別ではありますが、
以前に
私のスタンスとして、
超長期/長期投資(資産形成)・中長期投資(資産運用)・短期投資(トレード)と、
3つを使い分け、
これを混在させないで、
投資と向き合っていく重要性を
説いたことがありました。
今月は目先の止血・対処ばかりで
あっという間に終わり、
まだまだ今年は波乱が続きそうですが、
短期と中長期と長期の複眼思考で、
投資に臨んでいきたいものです。
最後に、
業務連絡です。
1月は目の前の読み解きで
精一杯となったため、
新年から予定していた
コンテンツが先延ばしとなりましたが、
それを2月にUPした際には
1月号の中でも
同じものをUPする予定です。
詳細・補足は
☆10年20年目線で活用できる「大化け株」発掘手法☆
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